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2015年10月17日

言語聴覚士によるリハビリで経口摂取率6倍!膀胱・直腸のリハビリでリハビリ効果1.7倍!

こんばんは!

岡崎市で訪問看護、訪問リハビリ(訪問看護ステーションからの)を行っている

アストレ訪問看護ステーション岡崎です。

 

日本慢性期医療協会が運営しているブログ「日慢協」にて自立歩行をリハビリの最優先にするのはどうなんだろうか、という疑問が投げかけられた。

現在の行われているリハビリ内容とリハビリ希望者の要望が必ずしも一致していないということである。

 

リハビリテーションにおける医療と介護の連携に係る調査

リハビリテーションにおける医療と介護の連携に係る調査

引用:厚生労働省【リハビリテーションにおける医療と介護の連携に係る調査】

 

このことから、日慢協は摂食嚥下訓練と排泄訓練(膀胱直腸訓練)に目を向けてリハビリ強化を図った。

その結果、摂食嚥下訓練では継続的に訓練を行い、経口摂取率が初期(14%)に比べ訓練経過後は6倍(84%)よくなっていた。

適切で専門的な訓練を行うことによって、「自分の口で食べる」という基本動作が維持向上することがわかる。

 

排泄訓練においては、膀胱直腸障害に対して重点的にリハビリを行った方のFIM利得が全国平均の1.7倍(27.7)になっていると発表している。

これは、膀胱直腸障害に対してリハビリを行うことによってリハビリ効果が高くなると言うことである。

FIM利得

こういった人間において生活の基本動作となる動きにアプローチすることにより、よりリハビリ効果を高め、精神的、肉体的、経済的な負担を軽減することが可能となってくるのではないか。

 

関係資料:2015.10.8【日本慢性期医療協会】

関係資料:厚生労働省【リハビリテーションにおける医療と介護の連携に関する調査研究事業(結果概要)】

 

 

 

FIMとは
Fanctional Independence Measureの略で、日本語では「機能的自立度評価法」と訳されます。
日常の生活動作の自立度を示す指標で、世界的に広く用いられるスケールです。
18の活動項目に対して、それぞれ以下の7段階で点数化し、その合計点を表しています。
最低が18点、最高が126点で点が高いほど日常自立した生活が送れていることを示しています。

点数
7点:完全自立(時間、安全性を含めて)
6点:修正自立(補助具を使用して自立)
5点:監視(指示・促し・準備が必要)
4点:最小介助(25%以下の介助が必要)
3点:中等度介助(25%~50%の介助が必要)
2点:最大介助(50%~75%の介助が必要)
1点:全介助(75%以上の介助が必要)

18の活動項目
・食事・整容・清拭・更衣(上半身)・更衣(下半身)
・トイレ動作・排便コントロール・排尿コントロール
・ベッド、車椅子、椅子移乗・トイレ移乗・浴槽、シャワー移乗
・歩行、車椅子移動・階段・表出
・理解・社会的交流・問題解決・記憶

FIM利得・FIM効率
1)FIM利得:退院時FIM-入院時
→点が高いほどリハビリやケアの効果が高い
(点が高いほど患者自身でできることが多くなり、介助してもらう量が少なくなった)

2)FIM効率:FIM利得/入院日数(リハケア効果を入院1日当たりであらわしたもの)
→点が高いほどリハビリやケアの効率が高い
(点が高いほど短い期間でリハビリやケアの高い効果が表れた)