これからの日本は、要介護認定者はますます増えていくばかり。10~12年後、現在の倍になると言われています。老人ホームなど、老後に安心して暮らせる施設の数には限りがあります。
一人でも多くの方が住み慣れた自宅で、少しでも長く自分らしく暮らしていけるようにしたいというのが私たちの願い。 高齢化社会を取り巻く問題の解決を、誰かに任せるのではなく、自分たちのできることから取り組んでいきたいと考えています。
地域の人々によりよいケアを提供するために、新しい力を求めています。私たちと一緒に、安心できる介護の未来を築きませんか?
利用者様とご家族に寄り添い、身体に触れじっくりとお話しを聴き、質の高い在宅ケアを提供します。
看護師によるケアのほか、理学療法士、作業療法士がリハビリケアを提供。チーム一丸となってその人らしく暮らせるように療養生活を支援しま
これまでの経験や知識を生かし、利用者様が自分らしく生きられることを大切に、 じっくりと一人ひとりの利用者様と接することができる仕事です。
指定日に利用者様のご自宅へ伺い、主治医と連絡を取りながら指示書に従ってサービスを行います。
清拭・足浴、リハビリテーション、床ずれや傷の処置、認知症のケア、緩和ケア、ターミナルケアなどが主な仕事内容です。理学療法士、作業療法士とも連携を取りながら社会参加を支援します。
パートの方は1日1件から、正社員の方は1日4~5件ほど訪問していただきます。子育て中の方も働きやすい環境です。
こちらのステーションでは、年間17件程度、月に1~2人程のお看取りがあります。最期の時を安らかに迎え、ご本人とご家族様にとっていい人生の締めくくりとなるように心を込めてお付添いします。
看護師として病院での勤務を経験した後有料老人ホームで働き、育児がひと段落したのでこちらがオープンした際に働き始めました。訪問看護の仕事は、利用者さんの様子を細かく確認して家族やご本人とじっくりお話ししながらできるので、自分に合っていると思いました。
ターミナルケアの場合は、ご自宅で少しでも自分らしく過ごしていただけるように、またご家族の精神的な支えになれるようにと考えています。
8:30 ミーティング
申し送り事項の確認、前日の報告などを行います。ミーティング後、準備をして移動します。
9:00 訪問
1件目のお宅へ訪問。医師の指示書に従ってサービスを行います。
一日に訪問する件数はスタッフによって異なりますが、常勤スタッフは最大5件です。
1件あたりの時間は、30分、60分、120分とさまざまです。
また、療法士との打ち合わせも定期的に行っています。
11:00 訪問
2件目のお宅へ訪問。
12:00~13:00ごろ 昼食
自分のスケジュールに合わせて昼食をとります。
13:30~
午後もスケジュールに合わせて、訪問します。
帰社後は看護計画書、報告書、記録票の作成、レセプト入力などの事務作業もあります。
17:00 終業
5分〜 手洗い・エプロン装着
玄関のブザーを鳴らす。自分の身分をしっかりと伝える。名札を提示する。
10分〜 状況観察後 処置・ケアの準備
家の中に入りエプロン装着。ウエットテッシュ・手指消毒を持参、または、洗面所をお借りして手洗い。
20分〜 説明 処置
訪問看護計画に沿って処置・ケアを実践する。病状から予測されること、注意してほしいこと、次回訪問までに行ってほしいことなどを利用者様、ご家族様に伝える。
50分〜 片付け 記録 サインをいただく
後片付け、床の水滴やゴミの分別を行う
60分〜 退出
利用者様の自宅に伺い、歩行訓練など一人ひとりにあわせたリハビリを行います。
退院後の自宅での日常生活動作の方法の指導、安全の確認、現在の日常生活動作能力低下を予防するためのリハビリを行います。
利用者様だけでなくご家族の方のお話しも伺い、どんな事が不安か、どんなことでお困りかをよく聞いて運動に取り入れるようにしています。
利用者様やご家族と、気軽に相談してもらえるような関係づくりを心掛けています。体調やお困り事はもちろん、何気ない世間話もしながら、リラックスした雰囲気でリハビリができたらと思っています。
在宅療養を希望されていながら、在宅で状態管理ができない為に退院が遅れる方がみえます。
そういった方たちの支えになるのが私たち訪問看護なのです。
ゆっくりとご本人と向き合い、またご家族やご本人の生活環境と直接触れることで病院とは違った視点で気付くことがたくさんあります。
特に、生活環境に合わせて看護ケアを行うことは大切だと思います。
個々で生活環境が違うので、その環境でご本人、ご家族の意思を尊重していくことを大切にしています。
また、ご本人やご家族が遠慮して不快感を我慢されることがないよう、コミュニケーションを取り、信頼していただけるように心掛けています。