ナイスマン通信

訪問看護 Q & A ②

Q & A (質疑応答), 訪問看護

こんにちは!
訪問での看護ケア・リハビリケアを行っているアストレ訪問看護ステーション岡崎です。

本日は、ご利用される本人様やそのご家族様からある質問をピックアップしました。

アストレ

Q1.訪問看護(リハビリ)はどんな方が受けられますか

A1.乳児や小児、成人から高齢者まで年齢に関係なく、在宅で看護ケアやリハビリケアが必要な方全てが対象です。

訪問看護を利用する場合は、介護保険で利用する場合と医療保険で利用する場合があります。
それぞれに合った条件により使える保険が決まります。
①40歳未満    医療保険
②40歳~65歳未満 介護保険又は医療保険
③65歳以上    介護保険又は医療保険
※詳細はお問い合わせください。

Q2.事前の看護(リハビリ)相談には料金がかかるのですか?

A2.いいえ、事前の看護(リハビリ)相談には一切費用はかかりません。

訪問看護(リハビリ)は、料金説明や重要事項の説明を行った上で訪問の計画を
立ててサービスを行います。
訪問の計画を立てても、実際にサービスを行わなければ費用は発生しません。
どうぞお気軽にご相談ください。

Q3.訪問看護(リハビリ)は、どんな人が来てくれるんですか?

A3.看護師や理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が伺います。

Q4.深夜とか早朝、緊急時に訪問して頂けるのですか

A4.緊急時は、24時間365日対応いたします。

担当看護師が、当番制で24時間365日連絡がつくよう体制を整えています。

Q5.訪問看護(リハビリ)の時に家族がいないといけませんか

A5.いなくても大丈夫です。

お一人住まいの方や、日中お一人の方のお宅は、ご家族がいらっしゃらなくても職員が
ケアを行っています。
事前によく相談した上で、お留守でも大丈夫かどうかを決定します。

言語聴覚士によるリハビリで経口摂取率6倍!膀胱・直腸のリハビリでリハビリ効果1.7倍!

訪問看護

こんばんは!
岡崎市で訪問看護、訪問リハビリ(訪問看護ステーションからの)を行っている
アストレ訪問看護ステーション岡崎です。
 
日本慢性期医療協会が運営しているブログ「日慢協」にて自立歩行をリハビリの最優先にするのはどうなんだろうか、という疑問が投げかけられた。
現在の行われているリハビリ内容とリハビリ希望者の要望が必ずしも一致していないということである。
 
リハビリテーションにおける医療と介護の連携に係る調査
リハビリテーションにおける医療と介護の連携に係る調査
引用:厚生労働省【リハビリテーションにおける医療と介護の連携に係る調査】
 
このことから、日慢協は摂食嚥下訓練と排泄訓練(膀胱直腸訓練)に目を向けてリハビリ強化を図った。
その結果、摂食嚥下訓練では継続的に訓練を行い、経口摂取率が初期(14%)に比べ訓練経過後は6倍(84%)よくなっていた。
適切で専門的な訓練を行うことによって、「自分の口で食べる」という基本動作が維持向上することがわかる。
 
排泄訓練においては、膀胱直腸障害に対して重点的にリハビリを行った方のFIM利得が全国平均の1.7倍(27.7)になっていると発表している。
これは、膀胱直腸障害に対してリハビリを行うことによってリハビリ効果が高くなると言うことである。
FIM利得
こういった人間において生活の基本動作となる動きにアプローチすることにより、よりリハビリ効果を高め、精神的、肉体的、経済的な負担を軽減することが可能となってくるのではないか。
 
関係資料:2015.10.8【日本慢性期医療協会】
関係資料:厚生労働省【リハビリテーションにおける医療と介護の連携に関する調査研究事業(結果概要)】
 
 
 
FIMとは
Fanctional Independence Measureの略で、日本語では「機能的自立度評価法」と訳されます。
日常の生活動作の自立度を示す指標で、世界的に広く用いられるスケールです。
18の活動項目に対して、それぞれ以下の7段階で点数化し、その合計点を表しています。
最低が18点、最高が126点で点が高いほど日常自立した生活が送れていることを示しています。

点数
7点:完全自立(時間、安全性を含めて)
6点:修正自立(補助具を使用して自立)
5点:監視(指示・促し・準備が必要)
4点:最小介助(25%以下の介助が必要)
3点:中等度介助(25%~50%の介助が必要)
2点:最大介助(50%~75%の介助が必要)
1点:全介助(75%以上の介助が必要)

18の活動項目
・食事・整容・清拭・更衣(上半身)・更衣(下半身)
・トイレ動作・排便コントロール・排尿コントロール
・ベッド、車椅子、椅子移乗・トイレ移乗・浴槽、シャワー移乗
・歩行、車椅子移動・階段・表出
・理解・社会的交流・問題解決・記憶

FIM利得・FIM効率
1)FIM利得:退院時FIM-入院時
→点が高いほどリハビリやケアの効果が高い
(点が高いほど患者自身でできることが多くなり、介助してもらう量が少なくなった)

2)FIM効率:FIM利得/入院日数(リハケア効果を入院1日当たりであらわしたもの)
→点が高いほどリハビリやケアの効率が高い
(点が高いほど短い期間でリハビリやケアの高い効果が表れた)

防災の日

時事トピックス

こんばんは!
訪問看護(リハビリ)ステーション、デイサービスを運営しているナイスマンです。
 
9月1日は、毎年防災の日ですね。関東大震災にちなんで決まったそうです。
最近は、様々な災害が起き、私たちも他人事ではないと思い知らされます。
 
弊社でも災害時の対策について改めて考える月となりました。
 
皆さんは、災害時の対策はどうされていますか?
 
ほとんどの方は、気持ちはあっても行動に移してないのが現状ではないでしょうか。
 
まずは、お住まいの地域の災害予想など、事前情報や災害時の緊急メールなどの登録を
行うといいと思います。少しずつでも、気持ちを行動に移しましょう!
 
◆弊社の事業所がある地域の防災情報
【岐阜県多治見市】
介護 デイサービス
防災メール(事前登録が必要) 
防災情報(多治見市)
防災情報(岐阜県庁)
 
【愛知県岡崎市】
看護師 おかざえもん 岡崎
防災メール(事前登録が必要)
防災情報(岡崎市)
防災情報(愛知県防災局)
 
【全国共通防災情報】
防災情報(気象庁)
防災情報(国土交通省)
避難一覧表(全国版検索)
災害時伝言サービスについて(総務省)
 
 

訪問看護 Q & A ①

Q & A (質疑応答), 訪問看護

こんばんは!
在宅での看護・リハビリケアを行ってる、アストレ訪問看護ステーション岡崎です。

今回は、訪問看護に関する知識をQ&A方式でお伝えします。

アストレ

Q1.医療保険が適用となる場合は?

A1.簡単に言うと下記の3つの内、一つでも該当する場合が医療保険の適用となります。

①要介護認定を受けていない
②「厚生労働大臣が定める疾病等」に該当する
③急性増悪等
※医療保険と介護保険だと、原則、介護保険が優先となりますが、
介護保険と医療保険を持っている方で、上記に該当する方は
医療保険の適用となります。

Q2.訪問看護(リハビリ)サービスを導入するには何が必要ですか?

A2.訪問看護指示書(特別訪問看護指示書)が必要となります。

※主治医が訪問看護が必要と判断した利用者・患者さんについて交付されます。
訪問看護(リハビリ)は、この指示書に基づいてサービスが実施されます。

Q3.訪問看護指示書(特別訪問看護指示書)の指示期間を教えてください。

A3.下記を参照

訪問看護指示書の有効期間は、6カ月以内です。
特別訪問看護指示書の有効期間は、14日以内です。

Q4.訪問看護ステーションに所属する理学療法士等が介護保険を利用したリハビリサービス

を行う際に、デイケアとの併用はできますか?

A4.デイケアとの併用は可能です。

訪問看護ステーションのサービスコードは、全て「訪看○○」となります。
その為、訪問リハビリステーションと違い報酬でのバッティングがありません。

Q5.理学療法士、作業療法士、言語聴覚士による訪問看護(介護保険)の利用は

週何回までできますか?

A5.週120分までとなります。

40分のサービスであれば、週3回まで利用可能です。
60分のサービスであれば、週2回まで利用可能です。

日本臨床医療福祉学会

時事トピックス

こんばんは!
訪問看護(リハビリ)ステーション、デイサービスを運営するナイスマンです。
 
8月28日に第13回臨床医療福祉学会に行ってきました!
日本臨床医療福祉学会
藤田保健衛生大学の学部長、金田先生の「医療系大学における地域包括ケアの先進的な取り組み」
について聴きに行ってきました。
 
参加証
 
地域包括システムにおいては、地域の方とどのように交流をもつか、どのように連携をとるか、
次世代の担い手をどのように育成するかがポイントとなります。
 
金田先生は、地元の団地に地域の方が立ち寄れる医療職種が常駐する相談所を設け、
さらに、大学病院の職員がその団地に住むという体制を実現しました。
 
地域の方たちにとっては、とても力強いと思います。
 
しかも、医療系大学として取り組むということは、とても革新的だと思います。
 
また、在宅における知識や考え方について、学生のうちから学んでもらい、
在宅で活躍する医療職種を増やすことにも取り組んでいます。
 
私たちアストレは、まだまだ小さい事業所ですが、自分たちに出来る地域での取り組みを行い、
少しでも住みやすい、暖かい街づくりを目指して社会に貢献したいと思います。
 
 
過去記事
中日新聞
平成26年5月29日 中日新聞夕刊
 
 

第89回経営戦略セミナー IN 東京

時事トピックス

こんばんは!
訪問看護(リハビリ)、デイサービスを運営する会社のナイスマンです。
 
8月20日、21日と2日間の日程で東京で行われたセミナーに行ってまいりました。
 
20日は、亀田総合病院の院長「亀田信介」先生の講演とLINE株式会社(旧 NHN Japan)の元代表取締役で
現在は、C Channel株式会社の代表取締役の森川亮さんの講演でした。
経営セミナー
21日は、弊社がお世話になっている研究会の定期の交流会を行ってきました。
 
亀田先生の講演は、日本の人口減少について「日本版CCRC」モデルのお話でしたが、
日本の現状や今後の取り組みについて非常に分かり易い内容でした。
とても勉強になりました。
 
森川さんの講演は、シンプルに考えることについて、ベンチャーの精神というか
とても原点に近いお話でした。
 
21日の交流会は、「人財」の「大切」さについて、改めて感じる交流会でした。
 
この2日間、勉強になることだらけでした。
 

☆第一回 アストレ夏祭り☆開催しました

デイサービス

こんにちは 機能訓練型デイサービス アストレ太平町です。
7/27(月)~8/1(土)までの一週間、記念すべき”第一回 アストレ
夏祭り”を開催致しました\(^o^)/
DSC00406.1
今回のゲームは金魚すくい、千本引き(魚つり)、コイン落とし、
そして射的です。皆さん、初めは「こんなのやった事ないし~」
「どうせ無理だから~」と諦めモードでしたが、いざ始まると
得点王目指してそりゃ~真剣そのもの(笑)
その分、午前中のリハビリは頑張って!?頂きましたが、
午後は楽しい一週間になりました。
利用者様たちの楽しそうな表情をごらんあれ!!!

今後も利用者様方の意見を参考に、皆で一緒に楽しめる
イベントを考ていきたいと思います!(^^)!

カジノ型デイサービス規制へ。

デイサービス, 時事トピックス

こんばんは!
機能訓練型デイサービス アストレ太平町です。
 
さて、今回は通所介護に関するニュースを取り上げたいと思います。
私たち、デイサービスで働いている職員は利用者さんが在宅生活において自律して過ごせるように、日々さまざまな事に取り組んでいます。
その中に擬似通貨をデイサービス内で使用し、脳への刺激や目に見える目標(通貨)を作ることにとって、行動への活力に繋げる取り組みがあります。
 
その取り組みを活かした一つに「カジノ」風の演出による疑似通貨の使用があります。これは、「カジノ」にのみ疑似通貨を使用するわけではなく、リハビリや何かしらのアクションを起こした際に使用されます。こういった取り組みのお陰で、利用者さんの行動するキッカケ作りになり、一定のリハビリ効果がでてきているのです。
また、男性は、デイサービスに出かけるのを嫌がる方が多い中、このような楽しみがあると出かけるキッカケとなり、それが、機能回復を促すという役割にも担っています。その為、全国的に広がりつつある取り組みの一つなのです。
 
そんな中、全国で初めて神戸市が「カジノ」風デイサービスを規制すると公表しました。
記事
 
どこまでの規制なのか、地域包括ケアを推進していく中で、どのように地域で話し合われたかは分かりませんが、改めて、様々な考え方があることが分かったニュースでした。
 
 
同日にあった他の介護ニュース
創業者が茶話本舗の立て直しを図る。
藤田 茶話本舗
 
 

夏が来た!! ~熱中症にご注意を~

デイサービス

こんにちは 機能訓練型デイサービス アストレ太平町です。
夏のような暑さがやってきたかと思いきや、梅雨入りと同時に
何だか朝晩過ごしやすくなった・・・いやいや、ちょっと肌寒い
程の日が続いていましたね。
 
ところが、ここに来てやってきたのです!
DSC00380
気持ちのいい真っ青な空、そして多治見の暑さが・・・(汗)
 
急激な気温差のせいか、アストレの利用者様にも体調を崩されて
いる方があるようです。
近頃ニュースなどでも取り上げられる『 熱中症 』ですが
予防にはこんな注意点があります。
① 睡眠をしっかり取り、体調を整える。体調の悪い時は無理を
しない。
② 通気性の良い服を着る、外出時は帽子をかぶる。
③ 「のどが渇いた」と感じたときには既に水分不足になって
いる事が多いので、定期的に少しずつ水分を補給しましょう。
スポーツドリンクもおススメ!
④ 発育途中の子どもや、体力が衰え始めた高齢者は熱中症に
なりやすいので、無理をせず年齢も意識して予防を心がけ
ましょう!
 
どうぞ皆様、熱中症に注意しながら元気にこの夏を
乗り越えましょう(^_^)/

【ケアマネ向け】言語聴覚士による勉強会を行いました!!

訪問看護

こんばんは!!
アストレ訪問看護ステーション岡崎です。
 
この度は、以前より連携を取らせて頂いている居宅支援事業所から「言語聴覚士のサービス内容を知りたい」との要望を受け、当事業所の言語聴覚士による勉強会を行いました!
題名は、「在宅介護における言語聴覚士の役割」です。
アストレ 研修
言語聴覚士は、1999年に第一回の国家試験が開催された、リハビリ領域としては最も新しい国家資格となります。その為、言語聴覚士としての役割を知らない方も多くみえます。
 
そもそもリハビリテーションの目的とはなにか。
 
人が生まれながらにしてもっている人権が、本人の障害と社会制度や慣習・偏見などによって失われた状態から、本来のあるべき姿に回復させること。
 
つまり、社会に復帰(参加)・社会生活に適応することが目的なのです。
社会に参加する、復帰するためには、話すや聞くと言ったコミュニケーションが非常に大切となります。人は、コミュニケーションに障害をおうと、多くの方が社会に参加することが消極的になってしまいます。そこで、言語聴覚士は、話す・聞くといったコミュニケーション動作を専門的に支援することにより、社会参加を行いやすくしていくのです。また、食べるや飲むといった動作に対しても専門的な支援を行っていきます。
 
 
今回、勉強会を開催して頂いた居宅支援事業所さんには貴重なお時間を頂きまして、ありがとうございました!未熟ながら講師をさせて頂きました。
今後とも、少しでも多くの皆様に知っていただけるよう、努力していきたいと思います(^^)